こんにちは!!唐あげ丸です。今回は私がジオラマの照明用に使用してきたLEDと安全に点灯させるための抵抗値(Ω)と抵抗の消費電力(W)の求め方をご紹介いたします。
よく使うLED
① チップLED 1608サイズ:1.6mm×0.8mmのとても小さなLEDです。踏切警報器に使いました。
② チップLED 5050サイズ:5mm×5mmのLEDで、私は室内灯用に一番多く使っているLEDです。
③ 砲弾型LED 3mm :街灯などに使っています。
④ 砲弾型LED 5mm:自作のパワーパックの電源ONの確認用などに使ってます。
抵抗値の求め方
抵抗値(Ω)は、
( 入力電圧_DC(V)-LEDの順方向電圧(V))÷ LEDで流したい電流(A )
で求められます。
LEDの順方向電圧と流せる電流は、LEDの入っている袋とか説明書に書いてあります。もし書いていなかった場合は、型番でネットで調べるか店員さんに聞くと良いでしょう。(^o^)
鉄道模型の場合パワーパック電源で12Vを使っているので、統一するために私は入力電圧を12Vにしています。またLEDの順方向電圧を3V、流したい順方向電流は20mA とすると
・LEDが1個 の場合
(12V-3V)÷0.02A=450Ω となり、抵抗値は450Ωです。
・LEDが3個 の場合
(12V-(3V+3V+3V))÷0.02A=150Ω となり、抵抗値は150Ωです。
・順方向電圧とはLEDを光らせるのに必要な電圧(V)です。
・順方向電流とはLEDが光る方向で流す電流(A)のことです。 (LEDには極性があるので (+) と (-) を間違えて接続すると光りません。
抵抗の消費電力(W)
それから抵抗には消費電力(W)の規格があり、 ○○〇Ω 1/4 W とか ○○〇Ω 1/2 W とピンクの線のように書いてあります。
1/4 Wは0.25W、1/2 Wは 0.5W まで電力をかけることができますが、安全のため余裕をもって使用してください。
抵抗の消費電力(W)の求め方
- オームの法則:電圧(V)=電流(A)×抵抗(Ω)
- 消費電力(W)=電圧(V)×電流(A)
消費電力(W)=電流(A)×抵抗(Ω)×電流(A) =抵抗(Ω)×電流(A)2
LEDが1個の場合の抵抗値は 450Ω 流したい電流は 20mA なので抵抗の消費電力は
450(Ω)×0.02(A)×0.02(A)=0.18(W)
LEDが3個の場合の抵抗値は 150Ω 流したい電流は 20mA なので抵抗の消費電力は
150(Ω)×0.02(A)×0.02(A)=0.06(W)
となります。
鉄道模型の照明用入力電圧を 12V 、LEDの順方向電圧を 3.0V~3.3V 、順方向電流を 20mA 位で使用するのであれば 1/4Wで大丈夫そうです。
ブログの更新あまりしていないのですが頑張りますので、これから「唐揚げ丸の気ままに鉄道模型」をよろしくお願いいたします。(^O^)
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